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DARTS/Astro 統合検索システム

DARTS/Astro 統合検索システムは、DARTS/Asrto で公開している科学観測データや観測ログ、観測提案(プロポーザル)などを一括で検索することができるシステムです。あかりすざくあすかぎんがはるかなど、複数の科学衛星やプロジェクトのデータを横断的に検索することができます。

以下の3つの検索機能が用意されています。

Basic Search
指定した座標を中心とした一定半径以内の観測データを検索する円形検索は、天文学の研究において最も良く用いられるデータ検索手法のひとつです。 Basic Searchでは、その円形検索を、システムに収蔵された複数のデータに対して一括で行うことが可能です。
観測領域(観測視野)が定められるデータについては、その観測領域が検索範囲に一部でも含まれるデータを検出します。 各データの観測視野については ユーザーガイド ⟩⟩ BasicSearchの使い方 ⟩⟩ 観測領域と重なり判定 の記載を参照してください。
SQL Search, ADQL Search
SQL もしくは ADQL を直接入力することで、条件を自由に設定しての検索が可能です。 データベースに登録されているデータ項目を自由に用いての、独自の検索条件の組み立てや、複数項目での並べ替えなども可能です。 以前の検索システムの検索条件入力画面で指定していた検索条件は、このツールを使って同様に指定ができます。 詳しくは ユーザーガイド ⟩⟩ 旧システムからの移行 の記載を参照してください。

* ADQL とは、 天文分野のデータ検索のために有用な機能を組み込んだ拡張 SQLで、 IVOA が規格化したものです。 天文学の研究においてよく用いるデータの絞込みの作業を、データベース上で、より簡単に実行できます。

システム収蔵データ

DARTS/Astro 統合検索システム に収蔵している科学衛星やプロジェクトのデータには、 観測データそのものの他にも、観測データをもとに作成された天体カタログなどのプロダクトもあります。 さらに、観測時の機器の設定情報や、観測データのプロセッシングに関する情報、 観測提案(プロポーザル)のリスト、観測データをもとに書かれた論文のリストなど、さまざまなデータを収蔵しています。 これらをまとめて、データプロダクトと呼ぶことにしましょう。

これらのデータプロダクトの中から、欲しいものをより簡単に、より素早く探し出すため、 必要と思われるデータをデータベースに登録しています。

収蔵されているデータプロダクトの一覧や、 データベース化するにあたり統一的に整備したデータ項目などについて 以下に記載していますので、ご一読ください。

データベースにおいては、各データプロダクトごとにテーブルを用意しています。 各テーブルのデータ項目は、衛星・プロジェクトごとにまとめて記載しています。

なお今後も随時、さまざまなデータプロダクトを追加収蔵していく予定です。

ユーザーガイド

DARTS/Astro 統合検索システムの機能や、以前に提供していた検索システムと同じ条件で検索を行う方法などについて、ユーザーガイドにまとめています。必要に応じてご参照ください。

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Last Modified: 15 June 2023