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さきがけ(MS-T5)惑星間空間磁場データ

概要

  • 本サイトでは さきがけ(MS-T5)の惑星間空間磁場観測データを公開しています。(1985年2月19日〜1997年10月9日)

ご利用規約

  1. 報道、学術研究、教育活動等の目的及び私的使用を目的とした利用の場合、使用許諾は必要ありません。
  2. 商業活動、営利活動を目的とした利用の場合は、"darts-admin AT ML.isas.jaxa.jp"にご一報ください。

さきがけIMF磁場データファイルの説明

  1. imf1985.txt 1985年にさきがけIMFによって観測された惑星間空間磁場データ
  2. imf1986.txt 1986年にさきがけIMFによって観測された惑星間空間磁場データ
  3. imf1987.txt 1987年にさきがけIMFによって観測された惑星間空間磁場データ
  4. imf1988.txt 1988年にさきがけIMFによって観測された惑星間空間磁場データ
  5. imf1991.txt 1991年にさきがけIMFによって観測された惑星間空間磁場データ
  6. imf1992.txt 1992年にさきがけIMFによって観測された惑星間空間磁場データ
  7. imf1993.txt 1993年にさきがけIMFによって観測された惑星間空間磁場データ
  8. imf1994.txt 1994年にさきがけIMFによって観測された惑星間空間磁場データ
  9. imf1995.txt 1995年にさきがけIMFによって観測された惑星間空間磁場データ
  10. imf1996.txt 1996年にさきがけIMFによって観測された惑星間空間磁場データ
  11. imf1997.txt 1997年にさきがけIMFによって観測された惑星間空間磁場データ
  12. (ただし1996年、1997年についてはビットエラーの為ノイズが多くデータの品質は良くない)

さきがけIMF磁場データの説明

    例)
    8521905653.2530.551.483.513.9069.565.8
    852190573.128-0.970.663.003.20145.968.6
    8521905713.004-0.930.723.253.50142.170.1
    8521905722.879-0.950.663.153.40145.169.7

    書式)
    1x,I2,1x,I2,1x,I2,1x,I2,1x,I2,1x,F6.3,1x,F6.2,1x,F6.2,1x,F6.2,1x,F6.2,1x,F6.1,1x,F6.1
    YYMMDDhhmmss,BxByBzBFPHITHETA

    それぞれ
    YY=観測年(整数2桁)、MM=月(整数2桁)、DD=日(整数2桁)、
    hh=時(整数2桁)、mm=分(整数2桁)、ss=秒(実数(小数以下3桁)、
    Bx, By, Bz は磁場3成分、単位[nT] 、10秒または40秒平均値。
    座標系は衛星中心黄道座標系、
    (衛星中心から太陽方向をX軸の正の方向、
     黄道面に平行でX軸に垂直かつ惑星運行逆向きをY軸の正の方向とし、黄道面に垂直北向きをZ軸とする右手系)
    BF= magnitude of the magnetic field 磁場強度(磁場3成分の10秒ないし40秒平均値の2乗和の平方根)
    PHI = 黄道面内の磁場方向(経度角)、単位[degree] 、値の範囲は-180°から+180°、tan (PHI ) = By/Bx,
    太陽向きをPHI=0°、反太陽向き180°、Y 軸方向90°
    THETA = 磁場ベクトルの黄道面からの仰角(緯度角)、単位[degree] 、値の範囲は-90°から+90°
     sin(THETA) = Bz / BF

    時間分解能(10秒または40秒平均)について:
    10秒平均となるのは、high bit rate (1frame/0.5s)で運用された期間(主に地球に近い時期のReal Time 受信)のデータを 探査機のスピン周期(9.876s)でフィッティングして得た値である。
    40秒平均となるのは、low bit rate (1frames/16s)で運用された期間(DataRecorder 再生、及び地球から遠い時期のReal)のデータを スピン周期とデータ間隔4秒の最小公倍数40秒でフィッティングした値である。
    上記10秒平均値と40秒平均値を時刻順になるよう並べ直し、重複があれば取り除いて1ファイルとしてある。

    磁場の精度
    観測運用は+/-64nTのレンジを12bitで離散化しているが、主にスピン軸方向(ほぼZ方向)の オフセット(0点のずれ、及び探査機内の他のサブシステムに起因する人工磁場の混入)の精度のため、0.1[nT]程度と考えられる。

    特記すべき期間:
    1986年3月11日 ハレー彗星最接近(700万km)
    Saito, et al., Nature, 321, 6067, p303, 1986.
    Saito, et al., Geophys. Res. Lett., 13, 8, p821, 1986.
    Yumoto, et al., Geophys. Res. Lett., 13, 8, p825, 1986.
    1992年1月7-8日 地球磁気圏通過
    1992年9月26-27日 extremely radial interplanetary magnetic field(太陽風と平行な太陽風磁場、地球の遠尾部通過の可能性)

    (2017.2.1 中川朋子)

最終更新日: 2019年02月08日