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data

amica nirs lidar
xrs spice shape model
onc
definition data level

「はやぶさ」ミッションで得られたデータは、以下のデータレベルに分類されます。

  • レベル0:生データ(テレメトリデータと等しい)
  • レベル1:テレメトリデータからフォーマット変更後に保存されたデータ

    (それぞれの機器に必要なテレメトリデータのみが含まれます)

  • レベル2:レベル1データを処理して得られたデータ
data format

はやぶさ機内に搭載された技術的機器によって得られたデータは、FITSおよびASCIIデータフォーマットで記録されます。それぞれの機器が観測した幾何学的情報はSPICE kernelの形式で見ることができます。

FITSデータ形式

FITSとは、「Flexible Image Transport System」の略で、NASAとIAUに支持されている、天文学で使われる標準的なデータ形式です。
FITSは(JPGやGIFのような)画像形式だけでなく、元来多次元の配列(1次元スペクトル、2次元画像、3次元立体)と、データの行と列を含む2次元の表を含む科学的データのセットを保存するために設計されたものです。(詳しくはFITS Standardをご覧下さい)

The FITS Support Office - FITS総合情報はこちら

SPICEカーネル

主要なSPICEデータセットは、「カーネル」または「カーネルファイル」と呼ばれます。
SPICEカーネルは、宇宙科学と宇宙工学のコミュニティが、簡単にアクセスしたり利用する為の、案内およびサポート情報によって構成されています。
SPICEシステムには、NAIFツールキットや数多くの関連ソフトが含まれています。このツールキットの主要コンポーネントは、カーネルファイルを読んで、観測された幾何学的パラメータを計算するための、流用可能なサブルーチンのライブラリです。

NAIF Website - SPICEの総合情報はこちら

pds

HAYABUSAのデータはNASA/PDS からも公開されています。 PDSとは、NASAが管理している惑星探査データの公開サイトです。 DARTSのデータとは異なる場合がありますので、詳細に関しましては、各観測機器のページをご覧ください。

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