このページでは、「はやぶさ」XRS(蛍光X線スペクトロメータ)によって得られたX線スペクトルデータがご覧になれます。
XRSは、有効検出範囲が広いメインX線CCDチップ(視界:3度)が4個と、太陽X線放射のチェックと、機上校正を目的とした、標準サンプルプレートが対になっている、1個のサブCCDチップによってできています。
XRSデータはASCIIテーブルフォーマットで記録されており、以下の4タイプのデータフォーマットからなります。
ヒストグラムデータ(hst) : | それぞれのCCDチップの被曝時間とともにX線信号を保存してあります( CCD 0-3: メインチップ, CCD 4: 太陽モニタ ) レベル1データではチャンネルナンバーと、それに相当するCCDのカウント値が見られます。 |
ヘッダデータ(head): | それぞれの観測時間における補足情報 |
HKパケットデータ(hk) : | 観測日の機器のステータス情報 |
ステータスパケットデータ(status) : | 観測日1日を通じた温度を含む機器のステータス情報 |
それぞれのデータの値の内容については、相当するlabel file(.lbl)を参照してください。XRSデータセットと、校正情報についての詳細な説明は、現在準備中です。
データレベルと観測ターゲットを以下のセレクトボックスから選んで、View listボタンをクリックすると、該当するデータが下に表示されます。欲しいデータをチェックしてダウンロードボタンをクリックして下さい。