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技術編

観測装置

VLBI観測装置

以下の図は、VLBI(Very Long Baseline Interferometry:超長基線干渉計)の観測装置を示したものです。

大まかに言うと、「観測所」では、天体からの電波を受信し、電気的に処理して「相関局」に送ります。「相関局」では各「観測所」から送られてきたデータを「相関器」という専用のデータ処理機にかけて、観測結果を得るわけです。

従来は、「磁気記録テープ」を使って観測データを送っていました。
現在開発している光結合型では、「観測所」と「相関局」間を光回線で結びます。それにより、実時間(リアルタイム)で観測結果を処理できるほか、従来より格段に大量のデータを処理できるようになります。

概要図

光結合型VLBI観測システムは、以下の各装置によって構成されます。


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