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技術編

超高速光データ通信(2G/ATM伝送実験)

ATMパケット生成・解読基板

2GbpsVLBIインターフェイス装置の中核をなす部分がATMパケット生成・解読基板です。VLBI観測装置ではデータが並列化され、連続的に生成されますが、ATMではデータをパケット化して伝送します。その間の変換をこの基板上で行います。

VLBI観測装置から送られてきたデータは32MHzのクロックで、64並列されています。このデータを本基板でパケット化し、さらにフレーム化、シリアル変換して送出します。同様の手順を逆方向に行い、ATMパケットとして伝送されたきたデータをVLBI観測データ信号として再生する機能も持っています。このようなVLBIデータのATM送信・受信機能を持った装置は他に存在しないため、我々が開発しました(*)。

(*)本装置の研究開発に当たって、通信・放送機構の受託研究による援助を受けました。


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