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ぎんが解析ツールの更新
「ぎんが(ASTRO-C)」衛星は我が国3番目のX線天文衛星で、
1987年に打ち上げられ、1991年11月まで観測を行いました。
この度、
ぎんがの「解析ツール」の更新版
を公開しました。Fortran77で書かれた「ぎんが解析ツール」は今までg77に対応していましたが、その公式サポートは終了しています。今回の更新で、標準Fortranコンパイラであるgfortranに対応させ、Ubuntu18.04、CentOS7.4、Darwinで動作確認を行いました。
右の図は、1988年2月22日に観測したVELAX-1のエネルギースペクトルです。
この期間に2-10keVのX線で空を見ていたのは「ぎんが」だけです。そのデータはまだまだ研究価値が高いので、是非ご利用ください。
(2019年11月)