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観測・成果編

OLIVEの実験成果

世界最高速(1Gbps)の実時間VLBI実験に成功

実験の概要

 通信総合研究所、国立天文台、宇宙科学研究所、およびNTT情報流通プラットフォーム研究所の協力によって、2001年6月23日、通信総合研究所鹿島34mアンテナ宇宙科学研究所臼田64mアンテナを使ってデータ速度1024メガビット(1ギガビット)毎秒での実時間(リアルタイム)VLBI観測を行いました。
その結果、予想通りのフリンジを検出して実験に成功しました。
 データ速度1ギガビット毎秒での実時間VLBI観測は世界初で、この成功により、巨大な口径を持つ仮想電波望遠鏡の高感度化が可能となります。


実験の背景

 通信総合研究所、国立天文台、宇宙科学研究所、およびNTT情報流通プラットフォーム研究所の研究者で形成するGALAXY実験グループは1998年より超高速ネットワークを利用した実時間VLBI観測システムの研究を行ってきました。関東・甲信圏の複数の電波望遠鏡をネットワークで結合観測データを実時間で伝送相関処理することによって、世界最高の観測能力を持う巨大バーチャル電波望遠鏡を構築することができます。


->> 1Gbps実時間VLBI実験の結果


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